突発性難聴に良導絡!!

突発性難聴の良導絡治療例

突発性難聴は原因不明である。

耳に入った音は、鼓膜に振動として伝わり、耳小骨を経て渦巻き状の蝸牛に伝わる。蝸牛の中の有毛細胞が電気信号に変え、神経を通じて脳に伝える。その道筋のどこかに寸断されると難聴になる。
突発性難聴では,内耳または内耳神経に障害が多く、「朝起きたとき」「電話をかけているとき」と何月何日に難聴が起こったかを明言出きる例が多く、片耳に起こる。11の会話には支障がないが、複数の会話や騒がしい会話で支障が出る。難聴に伴い耳鳴り(約90%)めまい(30%)が出現する。原因としては、内耳や内耳神経のウイルス感染または、循環障害が疑われる。
治療は、循環障害改善、代謝改善、ステロイド剤の投与。高気圧酸素療法などが使われる。
発生一週間以内に治療を開始した場合治癒率が高い、治療の勝負の期間は1ケ月〜2ケ月までが治りやすい傾向があり、聴力が固まってからでは聴力の回復は難しい。

難聴の検査で聞こえる音の強さはdB〔デシベル〕という単位で表します。

軽度難聴は0 dB40 dB(静かな会話)、中等度難聴は40 dB70 dB(普通の会話)、高度難聴は70 dB〜以上(大声の会話)


【症例】O N 男 30才 主訴:左突発性難聴 

初診時所見:朝、会社でのストレスからか突然左耳が聞こえなくなった。高音がきこえない。

病院で聴力70 dB〔デシベル〕、投薬も不変入院点滴治療を薦められる。怒りっぽく、頭痛、不眠、顔面紅潮、舌紅から肝火上炎・肝実熱症と思われる。

良導絡チャ-H1H3H4興奮、H5F4F5の抑制が著明であった。

治療:良導絡治療の直流電気鍼による全身治療の他、左耳周囲の反応良導点治療により3回治療で病院聴力検査が40 dBに改善。

4〜8診目:頚肩こり改善に頚肩部に低周波置針15分を加える。病院聴力検査で30 dBに改善し不思議と言われる。

9診〜11診目:同治療に手足の関連良導絡に置針10分。聴力20 dBに改善左が右より聞こえるようになってきた。 

12診目:病院聴力検査で正常といわれた。1113 dB聴力回復。良導絡チャートH5F5の改善がみられ、治療を終了し完治とした。


1 初診時 47μA 2 12診時 40μA

その他症例


【症例2入院後2ケ月の例】Y K 女 28才 主訴 左突発性難聴

初診時所見:朝起きたら突然左耳が閉塞感を起こし特に低音が聞こえなくなった。耳鼻咽喉科を受診し、一週間の予定で入院点滴治療も不変、2週間加療投薬も不変、聴力検査は60 dB、退院後に義父の紹介で来院。結婚5年になるが子供ができない。側頭部良導絡治療直流電気鍼法雀啄5回。治療後耳鳴りが軽くなり、聴力は25 dBに改善した。全身治療により子供もできたと感謝された。


【症例3めまい随伴の例】G・T ♂ 58才 主訴:左突発性難聴

初診時所見:4ケ月前から仕事が忙しく休日もとれない。朝、突然左耳が聞こえなくなり、めまいも出現した。高音がきこえない。左耳周囲と側頭部に直流電気鍼200マイクロアンペア7秒通電、めまいは出現しなくなった。
11-21診 めまいは消失したが、耳鳴りだけが気になる。基本調整治療に踵に灸治療を追加、聴力検査は30 dBに改善した。

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