【関節リウマチ(Rheumatoid Arthritis: RA)】 全身の炎症性疾患ですが、関節炎が主な症状です。その原因は異常な免疫によるものですが、原因はまだよくわかっていません。関節リウマチは、30歳代から40歳代が最も多い女性に多い疾患です。 【当院の治療方針】 自律神経の働きを測り、免疫に深く関係している自律神経の働きを調整することにより、異常な免疫を抑え、関節リウマチの活動を低下させ関節炎を治し、関節の変形や破壊を予防して、快適な生活が送られるようにすることである。 当院の関節リウマチ患者の方の一症例をご紹介します。 【症例】 N・H 67歳 女性 主訴:関節リウマチ 家族歴:母親がリウマチ 初診時:アメリカリウマチ学会の関節リウマチ診断基準である、朝のこわばり、3つ以上の関節の腫れ、指・手の関節の腫れ、対称性の関節の腫れ、リウマチ結節、などの7項目に4項目以上で関節リウマチと診断される、7項目すべての症状があり、40年前より関節リウマチ、ステ-ジWと診断された。 服薬:炎症やアレルギ-反応を抑えるプレドニンゾロン、消化器保護にガストロ-ム顆粒、リウマチの薬のアザルフィジンEN錠、骨代謝改善、骨粗鬆症治療にベネット錠を服用している。 その他:最近しつこい咳が出て風邪を年3回以上ひくようになった。薬の副作用による、消化器症状、肝機能障害、間質性肺炎、腎機能障害などの副作用が心配であり、四肢の関節痛、免疫力のアップと海外旅行に行けるようになるために知人の紹介で来院した。 |
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治療:良導絡(鍼灸)治療による解毒作用が大切なのと、自律神経の内の副交感神経を興奮させる治療が基本となります。他には、手足の変形関節部位に軽く刺激を行う。 指導として、平熱35度と低体温のため運動、食事に根菜類、風呂に10分以上つかることを指示しています。 2年間は月4回の治療でリウマチ値上昇と下降の繰り返しであった。 3年目からは月1回予防のために治療を継続している。 当院の特徴) 特別な機械で自律神経の状態を測定しμA(マイクロアンペア)の数値で表します。 |
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図2 初診時 平均値が90μAと高い N・Hさんのチャートの数値は平均値が90μAと高く、交感神経が緊張状態になっています。 F1が低いと消化が悪く、F2が高いと筋肉痛、イライラ不眠などチャートから色いろな自律神経に関係している不定愁訴が分かります。特にF5、F6が高いとリウマチと闘っているチャ-トです。 |
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図3 平均値46μAと改善した。 初診時(図2)と比較してチャートのバラバラが改善しています(図3)。これは、良導絡治療を行うことにより自律神経の働きと免疫機能(体の防衛機能)が正常な方向へ調整していることになります。 これにより、長期間にわたる良導絡調整が身体の機能障害と関節破壊を阻止し、QOLの維持向上に貢献したものと思われる。高齢となり通院できなくなってしまった場合のアプロ-チが今後の課題である。 |
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